Peace & Religion

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このブログについて

近年「イスラム国」の台頭や、プーチンの大ロシア主義など、宗教やアイデンティティに関わる問題がにわかに注目を浴びるようになってきました。Pew Research Centerの調査などでも明らかなように、世界の人々の大部分は何らかの信仰をもっており、あらゆる文化や慣習の根底には宗教があります。

従って、政治や経済など人間生活のあらゆる側面に宗教的な影響が及んでいるはずなのですが、「近代化＝世俗化、脱宗教化」の図式が席巻した近現代においては宗教の問題が不当に軽視されがちでした。ことに日本は、戦前の反動からか、その傾向が特に顕著です。

しかし、今後の世界を読み解いていこうとすれば「宗教」を避けて通ることはできません。日本でもようやく大手新聞の社説や、週刊誌の特集などで触れられるようになりましたが、既に、外国では「宗教と国家」「宗教と戦争」「宗教と文化」などのテーマで、学術的にも洗練された論調が多く表れています。

管理者自身の研究活動の必要から、それらのニュース、論文を積極的に収集してきましたが、その中で世界と日本の間の情報格差を痛感するようになりました。

そこで、このブログでは、管理者の目に留まった宗教関連の海外情報をできる限り紹介していきたいと考えています。もちろん、全文を翻訳し紹介することはできないので、簡単な要約に所感を交えて掲載していきます。基本的には元記事にリンクを貼っておきますので、興味のある方は、直接、原文を参照してください。中には、会員限定のコンテンツもありますので、その点は留意していただきたいと思います。

いずれにしても日本をとりまく国際情勢は、めまぐるしく変化しています。その変化の波を乗り切るために、少しでも有益な情報を提供できればと考えています。
　
　
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管理人　徒然の民草